2012年03月12日

交通事故の損害賠償金 (倉田)

倉田・井上法律事務所では、日常的に数多くの交通事故を取り扱います。最近依頼を受けた二件は受任後一か月以内に解決しました。

一つは、55歳の主婦が交通事故に遭い、約4か月入院したあと、約6か月通院した事案でした。後遺障害は14級9号が残りました。この件で保険会社が提示した損害賠償金は既払いの治療費等のほかに310万円支払うというものでした。その主婦はそれが妥当な金額かどうかわからなかったので、当法律事務所に相談に来ました。

当法律事務所で検討したところ、保険会社が提示した損害賠償金は保険会社の内部基準で計算したもので、裁判基準とはかなり低い金額でした。そこで、当法律事務所が代理人となって保険会社と交渉し裁判基準まで増額するよう求めたところ、488万円になりました。178万円の増額でした。

もう一件は、65歳の年金暮らしの男性がバイクを運転中に自動車と衝突した事故で、9級の後遺障害が残りました。この人の場合は過失割合が問題になり、保険会社はバイクにも50%の過失があると主張し、損害賠償金を50%減額して示談の提示をしてきました。

この男性は保険会社が50%も過失相殺することに納得できないと主張し、当法律事務所に相談に来ました。当法律事務所で検討したところ、保険会社の主張には無理があることがわかり、過失割合の修正を求める交渉をしました。その結果、保険会社は修正に応じ過失相殺は25%になり、750万円だった提示額が1230万円になりました。480万円の増額になりました。

二つとも、一か月以内の交渉で解決しました。保険会社は被害者が素人だと低い額の提示をし、弁護士が出るとすぐに増額するようです。
posted by kuraben at 10:17| 倉田弁護士