2012年03月06日

福島県の拾得現金の届出 (倉田)

福島県で昨年一年間に拾得物として警察に届けられた現金は12億11万円だったという新聞記事を見て私は驚きました。そのほとんどが津波で被害を受けた沿岸部の届出だったそうです。そして、届けられた現金のほとんどが金庫やリュックサックなどに入って泥まみれになっていたそうです。

ということは、ガレキの中で金庫やリュックサックを発見した人が、それを横領せずに警察に届け出たということです。私が驚き感激したのはその正直な人間性です。

私は震災直後の新聞で、被災した自動車からガソリンを盗むドロボーがいるという記事を見たことがあり、何という浅ましい人間がいるものだとがっかりしていました。しかし、その一方で拾った現金を届け出る、こんなに多くの正直な人がいることを知ってとてもうれしく思いました。

こんなことは外国ではほとんどありえないことだと思います。日本人はこんなに優れた国民だということを外国にもしっかり報道してもらいたいと思います。
posted by kuraben at 14:28| 倉田弁護士