2011年07月04日

授章式の一日 (倉田)

勲章の授章式は7月1日(金)に行われました。私たち夫婦は前日の夕方、帝国ホテルに入り二人でホテル内のレストランで夕食を取りました。レストランは静かでゆっくりとくつろぐことができました。

夜が明けて受章当日になると、妻にとっては朝から忙しい日になりました。妻は7時40分に髪のセットと着物の着付けをホテルの美容室に予約していたので、朝食もそこそこに美容室に行きました。そして、9時過ぎに着付けを終えて帰ってきました。

勲章の伝達式は10時30分から最高裁判所で行われるので、10時ごろタクシーで最高裁判所に行きました。すると受付で、私は中綬章の受章者を代表して長官から勲章を受け取る役目になっていると言われ、びっくりしました。しかし、この役目は無事に終わりました。伝達式は、最高裁判所判事、日弁連会長などの臨席の下で厳粛な雰囲気の中で行われました。

昼食の後、いよいよ皇居に行きました。宮殿の中はテレビでしか見たことがないので一度は入ってみたいと思っていました。いよいよそのときが来ました。坂下門からバスで皇居に入り、天皇誕生日などに参観者に挨拶をされる長和殿の南溜から建物の中に入り、廊下を歩いて長和殿の裏側にある「春秋の間」というところに案内されました。

「春秋の間」での拝謁は、裁判所、総務省、人事院の関係者が合同で行われたので、配偶者を含めると全部で400人位はいたと思います。天皇陛下は台の上に立たれますが、参列者の後ろの方は陛下から遠くなるので、私は前になればいいなと思っていたところ、運の良いことに私は最前列の、しかも陛下の真正面になり、陛下からの距離は3メートルくらいのところになりました。

しばらくすると天皇陛下が入ってこられ、お祝いの言葉をいただきました。近くでお目にかかると、陛下は顔色もよくテレビで見るよりはずっと若く見えました。平成の世は当分続くと確信しました。お言葉の後、陛下は後ろの参列者の方までぐるっと一周されたので、後ろにいた妻も1メートルくらいの距離で陛下に会釈することができ幸運でした。

皇居での拝謁が終わったあと、5時から7時まで帝国ホテルで日弁連主催の祝賀会が開かれました。長い一日でしたが、心に残るうれしい一日でした。

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posted by kuraben at 11:27| 倉田弁護士