2011年06月13日

菅首相の辞めどき (倉田)

菅首相は野党が言うほど無能な政治家なのでしょうか。私は必ずしもそうは思いません。菅首相はこれまでよく頑張ってきたと思っています。野党は首相の震災の対応が悪かったと批判しますが、被災者からの批判はほとんど聞かれません。むしろ、被災者は、こんな大変な国難のときになぜ政治家は足の引っ張り合いばかりしているのかと不思議に思っているのではないでしょうか。私は、今は与野党が一致団結して震災の復興に力を注ぐべきときと思っています。

ところが、最近は情勢が少し変わってきました。先日の内閣不信任案の議決に際し、菅首相は引退をちらつかせて内閣不信任案を否決に持ち込みました。この作戦は、一見成功したように見えますが、成功ではありません。これは延命のための姑息な手段に過ぎません。辞めるといってしまった以上は一日も早く辞めるべきです。辞めるといっておきながら長く政権の座に居座ることは国益に反します。

菅首相の優柔不断な姿勢のために政治的空白が生じつつあります。一日も早く新内閣を作り、第二次補正予算を編成し公債発行特例法も成立させて、与野党が協力して全力で復興に取り組むことを期待しています。
posted by kuraben at 11:12| 倉田弁護士