2015年11月04日

交通事故の賠償 (倉田)

先日、交通事故(死亡事故)について被害者側の遺族から相談を受けました。
会社員の男性が妻と息子を車に乗せて走行していたところ、対向車が信号を無視して暴走し衝突したという事故です。この事故で男性は死亡し、妻と息子も大ケガをしました。

私が相談を受けたのは、加害者側の保険会社が被害者側(遺族)に対して提示した損害賠償額が適正であるかどうかです。そこで、資料に基づき計算したところ、保険会社が提示した金額は、判例に照らし500万円も低いことが分かりました。

私のアドバイスを受けて、遺族が保険会社に対して増額請求をしたところ、すぐに300万円の増額に応じたそうです。しかし、私の考えでは、あと200万円増額しないと適正な賠償とは言えません。

訴訟に持込めば、ほぼ確実に200万円の増額が可能な事案ですが、遺族は迷っています。弁護士費用保険に加入しているので弁護士費用は不要なのですが、それでも訴訟となると、やはり日本人は抵抗感があるようです。ここは遺族の判断に任せようと思っています。

posted by kuraben at 11:13| 倉田弁護士