2015年07月27日

落し物で感激 (倉田)

私はタクシーに乗る時はタクシーチケットを使用します。ところが、10日位前のある日、ズボンのポケットに入れていたタクシーチケットを一束全部どこかに落してしまいました。まだ一枚も使っていないタクシーチケットの束で、30枚入っていました。チケット1枚で1万円までタクシーに乗れるので、拾った人は最大30万円まで使用できます。

私は夜帰宅したときに気付き、その日に乗ったタクシー会社や、行き先のホテルなどに電話してみましたが、見当らないとのことでした。最後にチケット会社に電話し、何か悪用されない良い方法はないものかと相談しましたが、拾った人が使ってしまえば仕方がないと言われました。

それですっかり諦めていたのですが、3日後にチケット会社から電話があり、中央警察署に拾い主が届け出たという連絡がありました。私は拾い主が警察に届けるとは予想もしていなかったので驚きました。と同時に、「日本人はすばらしい」と感激しました。外国ではまず考えられないことでしょう。

私は翌日すぐに中央警察署に受取りに行きました。チケットは裁判所の食堂に落ちていたそうです。ポケットから財布を取り出すときに落ちたものと思います。私は、わざわざ中央警察署まで持参してくれた人にお礼を言いたいと思い、署員に住所か電話番号を教えてくれるよう頼みました。すると、届け出た人は「お礼は無用です」と言って住所も電話番号も言わないでほしいと言ったとのことでした。私はそれを聞いて再び「日本人はすばらしい」と感激しました。

posted by kuraben at 11:22| 倉田弁護士