2014年07月11日

やっと実現、海砂採取禁止 (倉田)

環境省は、ようやく瀬戸内海の海砂採取を原則認めない方針を決めました。これまで何十年にもわたりコンクリートなどの建設資材用に採取されました。瀬戸内海全体の採取量は6億立方メートルといわれ、途方もない量の海砂が失われ、海底が深く傷つけられました。イカナゴなど砂地を好む海底生物が絶滅寸前になり、自然と漁業に大きな損害を与えました。

海砂を採取しないという国の判断は遅きに失しましたが、採取を禁止したことは大きな意義があります。自然界では、年間最大数ミリの厚さしか海砂の回復は見込めないとされ、海が元の姿を取り戻すには数千年かかるといわれています。今後は、人工的な海砂の埋戻し方法も積極的に研究し、早く元の海を取り返すようにしてもらいたいものです。

posted by kuraben at 15:54| 倉田弁護士